先日は急きょゲストハウス談義がはじまり、初心に帰る1日となりました。
こういう話をできる人が来てくれるのも、またありがたい。
御宿印帳持参で飛び込み来宿
休館日にしていたある日、公式LINEで当日の宿泊依頼をいただきました。
本来お断りするところですが「御宿印帳を持っていきます」とのことで、うーんまいっか開けちゃおうと受け入れることにしたのです。
何より、ただ旅してるだけじゃないのかもしれないと、なんとなく感じたんですよね。これはもうホントに勝手な第六感的な勘ですけど。
やってきたのは、いま丸森町の宿で働いているという茨城の女性。
どうやら青春18きっぷで女川へ向かっていたものの、途中で切符をなくしてしまい引き返すことにしたと言うんです。
しかしその途中で、御宿印帳で存在を知り気になっていたみなと丸へ立ち寄ろうと連絡をくれたということでした。
なくしたのがまだ県内で良かったですね。遠くの方へ出ている中でなくしてたら僕なら泣きわめくかも。
チェックイン後はオススメのお店をいくつか伝えると、いってきまーすと出掛けていったんですが、割と早めに戻ってきたんですね。
結局その辺で買ってきましたということだったので、それなら事の成り行きでも伺ってみようかねと、いろいろと質問を投げかけてみたわけです。
そしたら、どうもゲストハウスを開きたいと思っているということが判明し、みなと丸も好きなタイプの宿っぽいから気になってたということでした。
彼女は10代の頃にバックパッカーしてて、ゲストハウスは海外で初めて出会ったそうなんです。
それで日本にもゲストハウスという文化があるんだと知って、日本でも利用するようになったんだとか。
いつしか自分でも、海外の人とか、国内の一人旅の人を呼んで人と人をつなげるようなことがしたいと思うようになったと話します。
ゲストハウスは地元の茨城で開きたいと考えていて、実は開業にむけて段取りも進み始めているようでした。
ただ、ここへ来て迷いというか、不安だったり疑問だったり、動きが鈍っている感覚があるようだったんです。
わかるなーそれーって思いつつ、僕は僕でこういう経験しましたよっていうことを話しながら結構細かい部分まで話しは膨らんでいくのでした。
気付けば消灯時間まで話し込み、翌朝も割と早めの時間からチェックアウトの時間まで再び話し込んでいました。
ちょっとでもモヤモヤが晴れていたり、意欲が湧いてくるきっかけになっていたら嬉しいです。
御宿印帳のスタンプ久々に押した
あいにくの天気だけど表情は少し晴れたかな?