

先日、とある宿のインスタで驚く写真を見つけました。
それぞれ別のタイミングでみなと丸を訪れた二人のハイカーが、偶然にもそこで合流していたのです。
クレイジーな女性ソロハイカー
遡ること10日くらい前、ひとりの女性ハイカーがみなと丸を訪ねてくれました。
彼女は青森県八戸を目指してみちのく潮風トレイルを北上するスルーハイカー。日本人の女性スルーハイカーは久しぶり。
それだけにとどまらず、ふくしま浜街道トレイルも歩いてからみちのく入りしているということでした。
福島県いわき市の南の果てである勿来から約200km、そして相馬から八戸まで約1000km、なんと1200km歩き続けるというんですね。
女性でもそんなツワモノいるんかーと驚いてしまいました。
話を聞いていたら、あるとき北アルプス登山を目指そうと準備した自分の荷物の重さに驚愕し、軽量化いわゆるULの道へと踏み出したようです。
そこからロングトレイルにのめり込むようになり、今回はじめての東北へとやってきてくれたということでした。
写真にもあるように、今年は他にも長野方面や九州も歩きに行くとのこと。旅をめいっぱい楽しんでそうで羨ましい!
久しぶりの海外ソロハイカー
更に数日後、今度はドイツ人のハイカーが来てくれました。
彼は彼でまたロングトレイル好きで、ニュージーランドを歩いたりもしたと話してくれました。
みちのく潮風トレイルのことは彼女から話を聞いたんだと言い、この道を歩くために初めての日本にやってきたようです。
個人的に興味深かったのは、夕飯にカップ焼きそばを買ってきていて、はじめて日本に来たのにカップ焼きそばの作り方理解していたこと。笑
彼の場合はストイックに歩き続けるというより、疲労度合いも加味しながら電車も使いつつ八戸を目指しているようでした。
特に3月いっぱいまでは浦戸諸島から宮戸島へ渡る船が運休しているので、今回は残念ながら島をスキップして先へ進んだようです。
久しぶりに英語たくさん使ったから脳が活性化されました。
そして偶然にも二人が交わることに
二人はそれぞれどこまで進んだかな〜なんて思っていたら、雄勝で民泊やってるm.s.s. booksさんのインスタに二人の写真があがってるじゃありませんか。
そういえば女性の方は用事があって一度東京に帰らないといけないと言ってたので、それでちょうどタイミングがあったのかもなー。
それぞれ別々にみなと丸に立ち寄ってくれた旅人が、数日後に違う宿で合流して共通の会話ができるって素敵だなと感じます。うん、良いよ。
なんか二人にはイイものをもらえた気がするなと思った今日このごろでした。
ぜひ紹介したくて写真を提供していただきました(アリガトウゴザイマス!!)