昨日は二人の一人旅ゲストさんが来てくれました。
二人とも風に乗ってやってきたかような状況で、ついつい楽しくなってしまいました。
珍しい飛び込み海外ゲスト
昨日の日中、外に出掛けていて戻った時に縁側で誰か座っているなと気付きました。
この日入ってた予約の人ではなさそうだなと思いながら近づくと、日本人でもない。どうしたんだ?とクエスチョンが並んだのです。
話しかけてみると、「やあ、今夜泊めてくれない?」と。え、宿泊希望!?と驚きながらも理解し、「いいよ、まだ閉めてる時間だけどチェックインしたるよ」と受け入れました。
当日に直接宿へ来て飛び込みで泊めてくれなんて人は珍しく、みなと丸では初めてかもしれません。
彼はドイツから来た学生さんで、日本に興味があって色んな日本文化を味わいにやってきたようです。
でも実は数日後に中国へグループで学生交流しに行く予定があるらしく、先に一人日本へ乗り込み2週間ほど各地を巡ったあと、中国へ向かい合流するとのことでした。
東京からスタートしてフリーパスで北から南下し、青森で温泉に入ったり、盛岡でスキーしたり、アクティブに楽しんでいる様子。
「ここへは何しに来たの?」と聞くと、「釣りがしてみたかったんだ」と言います。初めての釣りを塩竈で体験しにやってきたようです。
僕も詳しくはわからないので釣具屋さんを教えたら、翌日の5時待ち合わせで船釣りに行くことになったと嬉しそうに話していました。
せっかくだから出会いのショット
夕方、庭で縄跳びを始める彼
吉方へ向かい塩竈へ
この日予約が入っていたもう一人のゲストさんは東京からの方で、塩竈神社を目指してやってきたそうです。
ゲン担ぎを兼ねて吉方へ向かうというのが毎年恒例のようで、今年は北の方向がそれだったんだとか。
それで東京からの距離感も考慮に入れたときにパワースポットの鹽竈神社の存在が浮上してきて、塩竈行きを決めてくれたようです。
これまた珍しい宿泊の動機で、面白い二人が引き寄せられたな~とゲストハウス冥利に尽きる出会いが生まれました。
塩竈に足を延ばしたことが見事に吉方となれていたら嬉しいってもんです。
ドイツ人の彼は今回、人とのふれあいも楽しんでいきたいなと、都市部より地方に行ってみようという思いもあったようです。
翌朝無事に釣りに行ってきた彼は「ものすごい楽しかったよ!」と写真を見せながら興奮気味に話してくれ、満足の初釣り体験ができたようでした。
帰る時には、ここでの会話がすごく素敵な体験だったと言ってくれて、なんて有難い言葉なんだと思いながら見送ったのでした。
お互いの旅を共有しあうタイム
無事に鹽竈神社のパワーを浴びれたでしょうか
すごく釣りを楽しんできたようで良かった
お礼にと青森のお土産置いてってくれた
面白い一日でした。こういう出会いがあるからゲストハウスって良いですね。
それから、今月から新たなアイテムとして、みなと丸(塩竈)を訪れた目的を書いてもらうボードを用意しました。
みなと丸にはこういう人がこういう目的で来てるんだというのがパッと見で分かるといいかなと思っての取組みです。
より良い使い方のアドバイス等あればお待ちしております!