数日前、いつも通っている不動産屋さんではなく、他の不動産屋さんに情報を聞きに行ってみたところ、朗報が舞い込みました。
なんと初めの方に見ていた、↓写真の物件の持ち主が不動産屋に来て、手放したいと相談しにきたそうです。
「お!こりゃ風向きが変わってきたか!?」
と思ったものの、不動産屋さんとしては建物が使えた状態じゃないから壊して土地だけ売りに出そうとしていたようです。
…この不動産屋さんの考えは至極まっとうなものだったと後に分かることになる。
一旦、建築士の人に建物の状態を見てもらい、改装でどうにかなるレベルか、その規模はどんなものかをざっくり把握して検討したいと不動産屋さんに猶予を頂きました。
そして本日、実際に内部を見て回るとまずは残置物がすごい。。(まだ自分の所有物でないので内部の写真は無し)
住んでいた方のお子さん何名かで相続している物件とのことだったので、家主が亡くなられてその後もほぼそのまま手付かずだったんだろうと。
とりあえずその処分だけで費用が嵩みそう。
この建物は床面積が100㎡を超えているのでおそらく、建物の用途を住居から旅館へと変更する必要があり、そのために建築確認申請というのをしなきゃならないんですね。
そうなると現行の建築基準法にあわせて改装する必要があって、一部自分たちでやるにしても改装だけで1500万〜2000万位は見た方が良いということでした。
細かく言うと色々あるんだけど、トータルで見てその位って感じでした。
うーん、中古物件にそんだけお金かけるなら新築にしてしまいたい。
そうなるとさらにお金がかかるけど。
ということで、この物件をゲストハウスにしようとするとかなりハードルが高いなということがわかりました。
一方で、以前書いた松島高城町の話も新たな展開がありそうなんだけど、それはまた今度お話しします。