フッ軽ハイカーさん

少し更新が遅れてしまいましたが、10月の終わりにまたハイカーさんが来てくれました。

なかなかアクティブな方で、やっぱ歩き旅する人たちはスゲーと感じる今日この頃です。

まずはハイカーさん一人でin

久々に女性のハイカーさんがハイカープランで利用してくれました。しかも初めから2泊での予約。

もともと登山が好きでそこからロングトレイルという世界にも踏み出し、みちのく潮風トレイルのことも開通し始めた頃から知っていたという彼女。

最近、改めて全線踏破を目指して福島県の相馬から北上する形で少しずつ歩き始めているとのことで、今回は名取から東松島あたりまでのエリアを歩くようです。

そしてこのエリアを歩く計画において、少し観光も兼ねてゆっくり歩いたほうが楽しそうだなと考え連泊にしてくれたということでした。

うーん、わかってらっしゃいますね。その読みと判断力はベテラン旅人の風格漂ってます。

関西からお越しのため、1回あたりにできるだけ歩いて距離稼ぎたいところかなとも思いますが、ゆっくりしていってもらえて嬉しいです。

しかし彼女のすごいのは、今回ある程度北上したあと福島の方に向かい、登山をして帰る予定とのこと。体力オバケですね。おそれいります。

ハイカーズパスポートにも押印

今回の彼女の旅の道程を聞いて興味を持ったという友人の方が2日目に合流しチェックインしてくれました。

何かで調べて発見したようで、日本三奇に挙げられる御釜神社に行ってみたいと思い旅のお供に名乗り出たようです。

特にハイカーという訳ではないんですが、神戸からサクッとやってきてトレイルルートを一緒に北上するというのでなかなかのフッ軽さんでした。

更に二人は塩釜で寿司を食べようと企んでいたようで、僕の限りあるお寿司屋さん情報を絞り出してお二人に合ってそうなお店をオススメしておきました。

戻ってきた二人はほろ酔い加減でスゴく美味しかったし良いお店だったと、かなり満足してくれていたようです。いや〜良かったですねえ。

ふんだんに塩釜・宮城情報をばら撒く

二人は早朝に宿を出て島へ向かっていったためお見送りが出来ませんでした。

しかし、しばらく連泊してくれている彼がこの日仕事が休みで、僕もちょっと気晴らししたかったので「島行っちゃう？」と向かってみることに。

目的は、彼が行ったことないから行ってみたいという寒風沢島へ。でも時間的に手前の野々島という島が遭遇する可能性高そうと降り立つことにしました。

その島で海を見ながらたそがれようと、事前に買っておいたビールとおつまみを堤防の上のベンチで広げていると、一匹の猫が。

ものすごーく物欲しそうな目でこちらに寄ってきて、「くれよ〜」としか聞こえない声でニャーオと泣いてきます。

しまいにはベンチに登ってきて頭をすりつけたり強引に奪おうとしたり。でもここで食べ物を与えてしまうと今後に良くないので心を鬼にして拒否しておきました。

なんつー人馴れした猫だと思いつつも、可愛いなコノヤローと憎めない存在にすっかり時間を奪われる結果に。

手が出るほどしつこくおねだり

ベンチで一緒に落ち着く猫助

島の海は快晴でキレイでした！

遭遇できなかったかーと諦め目的の寒風沢島へと渡り、少し島内を歩きまわろうとし始めたら違う道から二人が歩いてくるじゃないですか。

どうやら道を間違えてしまったようで、そのままその道を歩いてきた結果見事に僕らと遭遇することになったのです。

おー、予想してたポイントと違かったけど無事会えてよかったーと思い、改めてこの先の旅の無事を祈りお見送りすることができました。

ただ、再会できた興奮で写真を撮るのを完全に忘れてしまい、せっかく島を歩くハイカーさんの写真を取りそこねてしまったのです。残念。

また塩釜に遊びに来てもらう機会があれば、ぜひゆっくりとディープに塩釜を味わってもらいたいものです。

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