金曜日から3日間、なんとも嬉しい訪問がありました。
おかげでここぞとばかりに歩きまわり、久々に賑わう松島や塩竈のまちを堪能する3日間となりました。
伊勢で出会って7年ぶりの再会
彼との出会いは僕がまだゲストハウスをつくろうと志だけ持っていた時までさかのぼります。
仙台のゲストハウス梅鉢でスタッフをしていて、噂に聞く伊勢のゲストハウス風見荘に行ってみようと尋ねた際に彼がスタッフをしていました。
滞在中に一緒に出かけたり深く語り合ったりということはなく、Facebookで繋がってお互い何となく存在を認識し合った程度だと思います。
もう風見荘のスタッフはやめて島根におり、勤めている食品会社の出張で仙台を訪れていて思い出してくれたらしく、連絡をもらい宿泊することになりました。
ありがたくてうれしくて、こういう再会が出来たりするからゲストハウスを無事オープンできて良かったなとつくづく思います。
少し前から仙台に来ていたようで、もっと早く気付けば良かったと言って3泊していってくれました。
最初の方は写真を取り損ねていて、こちら出発の日の朝の1枚
松島のにぎわいをよそに馬の背に乗る
それならば一緒に色々観てまわろうじゃないかと、MAPを見て気になっていたという利府町の「馬の背」へ行くことに。
ついでに松島で昼食をとって少し観光しようかと軽い気持ちで行ってみたら、緊急事態宣言が明けた松島のまちは物凄い人で賑わっていました。
松島さかな市場では修学旅行生や家族連れでごった返し、日本三景を持ちしっかりと観光地をしている松島の凄さを見せつけられてきました。
コロナ禍に慣れすぎてこの状況を想定できていなかった〜
福浦橋も列に並ばないと渡れないほど
あまりの人の多さにつかれた我々は、目的の「馬の背」を目指し松島を後にしました。
「馬の背」とは、陸から海に突き出たまるで馬の背中のような天然の桟橋で、僕は最近まで存じ上げず行ったこともありませんでした。
先日渡ってきたというゲストさんに聞いたら素晴らしかったと感動していたのですが、おっしゃるとおり自然の織りなす美しさがそこにはありました。
松島とは打って変わって人が全然いなくて、悠々と海や島々を堪能できます。松島の景観を眺めるポイントは様々ありますが、ここが一番じゃないかと思うほど。
隣には小さめサイズの「仔馬」もあってどちらも先端まで渡ってきましたが、途中少し険しい道もあるのでご注意を。
いや〜、ここは良かった。みなと丸から車で10分ほど。歩いても行けない距離ではないので、ぜひ行ってみてほしいです。
自然美
結構細い岩場も通ります
仔馬ちゃんからも馬の背を眺められ、逆も然り
塩竈もにぎわっていて感動
いやあ塩竈はそんなに人が歩いていないのに松島はやっぱりすごいなあなんて思っていたら、昨日は塩竈もすごいにぎわいでした。
とりあえず市場には行っておこうと、朝市の海鮮丼でひがしものを味わうことに。行ってみたらイベントでこちらもごった返していました。
こんなに市場内を人が歩いているのは久しぶりに見たなあと感動です。でも凄かったときはまだこんなもんじゃなかったはず。
手ぶらでBBQが出来るイベントで場外も大賑わい
バッチリひがしものいただいてきました
昨日は商店街で開催されていたスタンプラリーの景品交換日と、地域の子どもたちがお仕事体験するがまっこ商店街というイベントが重なっていて、こちらも多くの人で賑わっていました。
我々もせっかくなのでスタンプラリーを回りつつ、子どもたちのお仕事も拝見しながら塩竈のまち歩きをすることに。
うまく人の賑わいを見せられる写真が撮れなかったので伝わりにくいですが、久々に塩竈のまちを多くの人が歩いている様子が見れて嬉しい限りです。
太陽の光と多くの人の笑顔でキラキラしている塩竈はやっぱり良いまちですね。主催者側の方々は大変だったと思います、お疲れ様でした。
今後は一過性のイベントに限らず多くの人に訪れてもらえるように、みなと丸も出来ることをして外からの入り口を大きくしていきたいものです。
色んな催しがしていた美術館には長蛇の列が
子どもたちが店に立つ駄菓子屋さんも大盛況
遊びに来てくれた彼もゲストハウスは久々だったようで、ゲストハウスからその地域を知っていくあの感覚をまた味わえて良かったと言ってくれていました。
1、2泊じゃ足りないと塩竈を気に入ってくれたようなので、ゲストハウスをつくった甲斐があるってもんです。
こちらも当時のエネルギーに満ちた時間を思い出させてもらえたので、今後もひととまちの笑顔を増やせるように楽しんでいこうと思います!