2連泊の女性がチェックアウトした日に今度はフランス人ハイカーが来てくれました。
立て続けにいろんな出会いがあるから驚きですよ。楽しいけども。
お遍路からみちのく潮風トレイルへ
数日前に、名取トレイルセンターの方からフランス人ハイカーがみちのくを歩いているから泊めてほしいと連絡がありました。
来てくれたのはフランスからの女性で、みちのくを歩き始めたばかりだという彼女。
2年くらい前に来てくれた、海外にみちのく潮風トレイルを発信している男性のサイトを見てみなと丸を知ってくれたようです。ありがたい。
彼女は浦戸諸島へ渡って渡船で北上していこうとしており、そのタイミングでみなと丸を利用してくれました。
しかし渡船が風の影響で運行できるか微妙という状況で、どういうプランにしようか迷っている様子。
僕のカタコトの英語力では意図を汲み取りきれず、センターの人に電話で状況を確認してもらいました。すいませんでした、助かりました!
その後、夕飯の買い出しにだけ出掛けて戻ってきた彼女と、これまでのこととかいろいろと喋っていました。
彼女はフランスで心理学者(psychologistってそうだよね?)をしていたようですが、仕事を辞めていろんな国をまわっているようです。
その中で四国のお遍路に興味を持ち、日本へやってきてお遍路を巡り歩いたということでした。
そこでみちのく潮風トレイルの情報を知り、東北へやってきたんだとか。
彼女は山登りなどが好きで、フランスでも登山したり、スペインの巡礼を歩いたりもしているようですが、それはお母さんの影響なんだそうです。
話の流れで、みなと丸も小さく載せてもらったロングトレイルの雑誌にすごく食いつき、写真を撮ってお母さんに送っていました。
特に、雑誌に載っているハイカーの装備特集に興味津津で、ページをめくるたびに「ベースウェイト6.3kg!?5.2kg!?信じられない」と驚嘆の声。
調理器具類も持ち歩いていないという彼女に、僕の作った空き缶アルコールストーブを見せたら喜んでくれて、だいぶ前につくった試作品だったのでプレゼントしちゃいました。
ルートの話などでも盛り上がり、楽しい時間を過ごせました。少し久しぶりにガッツリ英語喋ったので頭が活性化しましたね。笑
翌朝には、みなと丸の滞在をすごく楽しかったと言ってくれて、「私は2組トレッキングポールを持っているから1つあげるわ」とポールをプレゼントしてもらっちゃいました。
たぶんアルコールストーブとか滞在のお礼にってことだと思うんですが、こんなんもらっちゃってよかったんだろうか?
前日に話してた市場の海鮮丼にも興味を持っていて、行ってくるわと向かっていきました。ありがとう!また来てね!
センター長の装備を見て、これ何!?と指差す
トレッキングポールもらっちゃったー
この先の道中も楽しんで〜