先日は大学生とガッツリ語り合っちゃいました。
こういう機会を増やせるようにしていきたいなと思える良い時間でした。
ちきゅう留学に参加する学生さん
またまたお茶の矢部園さんから紹介いただき、「ちきゅう留学」というワークキャンプに参加する1人の学生さんが遊びに来てくれました。
以前にも紹介したことあると思いますが、ちきゅう留学は「佐々木ファーム」という洞爺湖の農家さんが主催し、大学生と豊かさや未来を創造していくという取り組みです。
そのちきゅう留学の支援者の1人である矢部園さんのもとに学生さんが会いにやってくるということで、みなと丸に泊めてほしいと連絡を頂き、こういう出会いを与えてもらいました。
これまでも何度かそういう形で学生さんたちが泊まってくれていますが、だいたいチェックインして矢部さんの元へ向かっていくのであまり長い時間は話せていませんでした。
今回も同様にチェックインして少し話をしたあとに出掛けていったので、翌朝にもう少し話せたらいいなーと思っていたら意外と早く戻ってきてビックリ。
でも、じゃあだったら語り合っちゃいますか?ってな具合で、今回は色々とたっぷりお話しできましたよ。
今回来てくれた学生さんは、北海道に活動の拠点を移しているのではなく東京在住なんだと言います。
矢部さんのところにも何度も顔を出していて初めてではなく、他にも女川や岩手など各地に赴き活動しているようでした。
東京都だけども自然豊かな場所で生まれ育っていて大自然の風景が大好きだと言い、だからなのか何とも柔らかい表情で気のいい青年という感じです。
彼は将来こういうことをしていきたいというものを、ぼんやりながらもしっかり見据えていて、そのために自分の足で歩いているなっていう印象を受けました。
年齢は僕のちょうど半分くらいだけども、現代の複雑な世の中で真っ直ぐ生きてるな〜って感心しちゃいますね。
でも学生としての不安な部分だったり迷いいみたいなものもしっかり(?)持っていて、ちきゅう留学に来る学生の子たちもだいたいみんなそうだと言っていました。
なるほど、ちょっと僕は勘違いしていたかもしれないです。学生の集まりだからエネルギッシュでパワフルな感じだと思ったけど、もっとシンプルに人間らしさが集まった集団なのかもな〜。
今回そういう話を聞けたことで、僕もより興味を持ってしまいました。そうだ、洞爺湖へ行こう。
地球上で生きるということ
話は日本の災害についてへと移り、とても興味深いことを教えてもらいました。
洞爺湖の近くにある有珠山という山は活火山で、2〜30年に一度噴火するという話です。
東日本大震災のような100年に一度、1000年に一度の災害に比べてどちらかというと日常に近い周期で起こり、一世代で必ず経験するという。
そのため住民の方にとってはもはや当たり前の現象で、有珠山について理解し火山と共存していこうという意識だと言います。それでも大変なことだと思いますけどね。
もっと言うと、人間が地球上に暮らし文化を築いているから自然災害は災害という認識ですが、地球にとっては単なる生命活動の一部なんだろうと思います。
地震だって津波だって火山だって、地球にとっては日常で、そこで生かしてもらっている僕らはどうやって共存していくか考えていくことが大事なのかもしれないですね。
大自然に感謝しながら生きていきたいものです。
他にも色々とお互いの人生という旅を共有し合うように語り合いながら夜が更けていきました。
素敵な時間をありがとう!洞爺湖行く絶対!
また今度ゆっくり喋りましょう