先日はひとつ感慨深い再会を果たす一日となりました。
と思ったらなんだか如何にもゲストハウスって感じの、どんどん深みに向かっていくような展開となっていったのです。
元梅鉢スタッフ数年後しの再会
今回来てくれたのは、僕が仙台のゲストハウス梅鉢さんで一緒に働いていたスタッフ仲間。
何度か今度泊まりに行くと言ってくれていて、本人に言わせると「ずっと行く行く詐欺してたからやっと来れた」と。
とんでもない。梅鉢に行くのとさほど変わらない距離とはいえ、そこから更に塩竈まで足をのばしてくれたってだけで有り難いことでございますよ。
少し昔話をすると、彼は僕が梅鉢でスタッフとして働き始めた初日にたまたま居合わせたゲストさんでした。
彼にとっては初めてのゲストハウスだったそうで、そこで過ごした時間がとても楽しく有意義なものに感じたらしいんです。
旅を終えて住まいに戻っていったはずの彼は、気付いたら数日後にスタッフとして一緒に働いていましたね。
そして僕自身もこのスタッフ生活を経て、こういう人との関わり方していきたいなと思い自分でゲストハウスをつくる決意をしました。
ある日オーナーさんに「決めました。塩釜にゲストハウスつくります」と豪語したときに近くにいたのが彼というわけです。
その時から僕のやたら大きな目標を応援してくれていて、宣言してから10年近い時を経てみなと丸のゲストとして来てくれることになりました。
10年ぶりの再会ってわけじゃないですが、その当時を思い出すと実に感慨深い状況がやってきたという感覚なのです。
単独の写真撮ってなかった。もはやスタッフのように場を回しとる
そしてまた一人旅集う
この日も見事に目的が様々な4人の一人旅が集いました。
のっぴきならない事情により東北へ一人旅することにした、僕なんか足元にも及ばないしっかりさを持ってそうな自営業一人旅女子の彼女。
原発のその後を自分の目で確かめるツアーイベントに参加する予定だったものの、中止となり塩釜へ来てくれた梅鉢リピーターの人生の先輩男性。
今回は家族の用事でこっちに来ただけみたいだが、どうやらまた別の梅鉢スタッフ仲間と友達だという山好きでMCTをぜひ勧めたい同世代の男性。
はじめは思い思いに買い出しに行ったり、外に食べに行ったりしていましたが、皆さん戻ってきて団らんする時間があって久々に集合写真ぽいもの撮れました。
そんでちょっと僕が別の作業していた時に、とある二人の恋愛事情で話が盛り上がっていて、二人はやたら共感の嵐が吹き荒れる展開となります。
そこに人生の先輩が先輩たる所以を見せて自身の経験を踏まえたアドバイスを送ると、二人も頷きながら耳を傾けるという構図に。
ちょっと場が出来上がり過ぎてて僕はあんまり会話に入っていけませんでした。笑
そして消灯時間になると、男性二人が夜の街へ消えていく。そういう展開は久々だったなあ。
集まる人によって様々な色になるなとつくづく感じる1日となりました。
皆さん楽しんでいたようで何より
この写真なんかジワるな〜
最近だいぶ涼しくて過ごしやすい季節になってきました。
食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、そして旅の秋ですね。
ちょっとまた面白いこと考えてます。出来るかわからんけど。みなと丸へぜひ。