先日はまたまた、のんびり良い時間を過ごせました。
やっぱりこれがみなと丸だよなって感じるひととき。
今月もスルーハイカーさん現る
まず来てくれたのは、みちのく潮風トレイルをスルーハイクしている男性。相馬からスタートして、八戸を目指し北上しているようです。
恒例の「なぜ歩き始めたのか?」という問いに対し、これまでの想いを紡ぎながらじっくりストーリーを語ってくれました。
彼は社会人になってからしばしばキャンプをするようになって、数を重ねるごとに荷物を少なく、コンパクトにするようになっていったと言います。
やがてバックパックひとつでキャンプへ行くようになり、ロングトレイルというものを知ったことでキャンプを手段として楽しもうと考えたということでした。
今までキャンプを”目的”として楽しんでいましたが、これからは様々なものとふれ合いながら自分の身体を遠くへ運んでいくための”手段”にしようと。
なんか素敵な経験の重ね方だなと思い、やっぱスルーハイクするような人は濃ゆくて楽しいなって感じちゃいましたね。
これまでも熊野古道や、信越トレイルなど2〜3泊程度のロングトレイルはしてきたそうなんですが、震災復興の記憶なども感じられるみちのくを歩きたいと思ったそうです。
スルーハイクでとなると少なくとも3〜40日を要しそこまでの休みを取るのは難しく、実は仕事を変えようかなという思いもあって仕事を辞めて歩き出したようです。
熊野古道を歩いたときに人の温かさに触れ感動したと話してくれた彼は、この先訪れるであろう人々との出会いにワクワクしていました。
海の幸を味わいたいという彼は、夕飯にオススメしたマグロ専門店の「うまい海鮮がお」さんでマグロを楽しんできてくれたようで、満足だった様子です。
きっとこの先も美味しい海産物に出くわすと思います。三陸をたっぷり味わっていってほしいものです。
ワンピース好きのようで、ポーズは自ら「ギアセカンド」してくれました
ゲストハウスで働く一人旅女子
続いて来てくれたのは、とある仙台のゲストハウスでアルバイトをしているという女性。
どうやら将来ゲストハウスをやりたいという想いを抱き、色んなゲストハウスを巡ろうと探していた中で見つけて来てくれたようです。
みなと丸はあまり参考にならないかもしれませんが(苦笑)、おお、んじゃあ色々語りましょうとトーキングタイムが始まりました。
彼女はあまり縛られず自由に生きていきたい願望があり、しかも海外が好きなようで近々ワーホリに行く予定もしているそうです。
これまでも海外でしばらく生活して、お金を貯めたくなったら日本に戻り逆出稼ぎみたいなスタイルを取っていると教えてくれました。
(ワーホリ知ったの30歳過ぎてからだし、そういう生活の発想がなかったから羨ましい。いや今からでも遅くない。でも今のスタイルもいい。みたいな気持ちです。)
その中で今回、仕事を探していたら彼女のパートナーが今働いている宿を見つけてくれて、ゲストハウスのアルバイト生活が始まったということでした。
そこでのゲストさんとの生活や、東京など他のゲストハウスで経験した出来事が彼女をゲストハウスの世界にグッと引き込むことになったようです。
ゲストハウスで働いていて、様々な人と出会える体験や、来てくれたゲストさん同士が仲良くなってくれる様子を見られるのが楽しいと話す彼女。
少しの時間でしたが、ゲストハウスを運営する側に向いてる性格なんだろうなと感じましたね。今後どうなっていくのか楽しみであります。
ちなみに今回みなと丸を選んでくれた理由のひとつに共通のゲストさんの存在があって、先月来てくれた方が彼女のいる宿にも泊まってたようなんです。
この書いているブログに載っていることも見てもらっていたようで、気をつけてはいますが変なこと書いていませんようにと願うばかりです。今回も。
これからまたゲストハウスの仕事へ戻るようで朝早めに出発
時間は少なかったですが3人で話す時間も持てて、彼はスルーハイクを終えたら彼女が働くゲストハウスへ行ってみたいと話していました。
そういうつながりが出来るのもいいですよね。まずはそれぞれ目先の目標もあるようなので、その先でまた再会できるといいですね。
別の宿で再会できるのはゲストハウスの面白さのひとつですね
久々にゲストハウスを運営する側の人が泊まりに来てくれて、新たな視点だったり初心に立ち返る想いだったり感じられていいですね。
自分としては、僕自身がひとりひとりに対して面と向かってもてなしたい願望が強いなと感じ、そこをもっと研ぎ澄ましていきたいなと思いました。
ゲストハウスには様々な形があると思うので、自分が楽しいことをした結果ゲストさんが楽しんでくれるようなスタイルを追い求め続けたいと思います。