本日、連泊してくれていた2人が出発していきました。
夏休みのバタバタの中でゆっくり語らう時間が取れて良かったです。
地方で暮らしたいシステム屋さん
前回の投稿で書いた、インド人のゲストさんたちと積極的に交流していた男性。
繰り返しになりますが、主はバスケ日本代表の強化試合を観戦することなものの、海が近くにある環境に滞在したいということで予約してくれました。
彼はのどかな田舎や島などで暮らしたいという願望があるようで、昔からある暮らしを守って生活していきたいと話します。
仕事は情報システム系のことをしていてプログラミングもできるということで、生活には困らない力も持っているようです。
彼の持つ強みはそれ以上に、誰にでも積極的に話しかけに行く姿勢でした。塩竈でもお店の人からたくさんのことを聞き出し、僕の知らない情報も教えてもらいました。
コミュ力が高く、世界中どこに行っても溶け込んでしまうという彼は、きっとその内どこかの地方に移住し現地住民化していることでしょう。
ちなみにバスケの方では魅力的な試合を観ることができたようで、他にも本を読んで憧れを抱いていた車椅子バスケの選手も見れたと喜んでいました。
日本で先生になりたいALT
彼より1日遅れて2泊で来てくれたのは、イギリス出身で今年から日本に住み始めた女性でした。
彼女は15歳の頃に日本の四季というものに触れる機会があり、以来ずっと日本のことが大好きだと話します。
学生時代には札幌に留学していたこともあり、日本語がとても上手でした。特に日本人特有の言葉の表現を使っていたのには驚かされました。
もうずっと日本で暮らしていたいくらいで、日本で暮らすためにALTの仕事を選んだ彼女は、いずれ日本の学校で英語の先生になりたいと言っています。
現在は日本語の検定試験のようなものを受けるため日々勉強しているそうで、日本人の考え方にもとても興味を持っているようでした。
彼女はチェックイン早々、僕に「ひとつ質問があります」と言って、なぜこの仕事をしているのか尋ねてきてくれました。
他にも様々なインタビューを受けて、普段僕がやっているようなことを逆にしてもらったおかげでより頭の整理ができたかもしれません。
色んなことに対して、その本質を見極めていこうとする姿勢には感心で、こういう人が先生になってくれたらいいなと強く感じます。
たくさん楽しい会話をありがとう
チェックアウトの本日、バスケの試合観戦で仙台に向かう彼と、仙台観光しようとしていた彼女は、時間を合わせて一緒に出発していきました。
それぞれ別の目的で来ていた2人を一緒に見送ることができるっていうのは何かイイですね。ゲストハウス冥利に尽きますな。
ずんだ食べに行けたかなー?
チェックアウト直前、彼女に「出会いと別れを繰り返してて寂しくないの?」なんて聞かれてしまいました。
うーん、関係性ができた人がチェックアウトしていく瞬間は少し寂しいなと思うけど、その分いろんなところに友達が出来た感覚でいるから寂しくはないかな〜?
僕の夢は、仲間が60億人いますって胸を張って言うことだから。…ってちょっと格好つけてみました。笑