外は雨がザーザー降りの中、たくさん人が来てくれました。
そして季節外れの雪も降り、たまげたみなと丸でした。
セクションスルーハイカー現る
最初に来てくれたのは、みちのく潮風トレイルを歩いていると連絡をくれた一人の女性。
久々の女性ハイカーさんで、しかもスルーハイクでというのじゃない人は初めてかもしれません。でも本当はスルーハイクの方が珍しいのかな?
彼女は多いと毎週のように行くほどの登山好きのようで、トレイルにも興味を持って歩き始めたということでした。
しかし1000kmの道のりを約1ヶ月かけて歩こうというわけではなく、まとまった休みに行けるところまで行くというスタンスで歩いているようです。
ある区間だけ歩くセクションハイクというわけでもなく、なので勝手にセクションスルーハイクと名付けてみました。
この旅に期待するものは人との触れあいや現地の美味しいものを食べることなんだと教えてくれて、決して急ぐことはせず噛みしめながら歩いていこうという感じでしたね。
確かにスルーハイカーさんたちは時間的にもお金的にも切り詰めながら歩くという場合が多いと思うので、こういう楽しみ方がする人も増えていったらいいなと思いました。
翌日は浦戸諸島から船で東松島に向かう予定で事前連絡のために船頭さんへ電話を入れていたんですが、僕も顔なじみの方だったので一緒に話して挨拶させてもらっちゃいました。笑
なんだかみなと丸から次のポイントへバトンを渡しているような、トレイルコースの一部になれたような気がして嬉しかったです。
この先、石巻か女川あたりまで行くと思うので、彼女を見かけたらぜひ声をかけてあげてください!
マップを眺めて語らう夜
カメラの腕前が下手くそでごめんなさい。この先も楽しんで!
雨の中どしどしチェックイン
彼女以外のゲストさんはみんな20時以降のチェックインで、すぐに出掛けてしまったのでじっくり話すことはできないまま消灯となりました。
しかし、ちょうど雨が強い時間帯のチェックインだったので皆さん大変だったかと思います。更には雪に変わる時間帯もあったので寒さに驚いていたようです。
それでも、朝のチェックアウトまでそれぞれと少し会話することが出来たので良かったです。
2組目のチェックインは、今年から自衛隊に勤め青森の実家に帰省するために宿をとってくれた青年。
やはり仙台はどこもいっぱいのようなので、塩釜は穴場かもしれませんよ。
夜は外でご飯を食べてくると雨の中出かけたんですが、どこで食べたのか聞いたら塩釜のフレンチの名店シェヌーさんだと。
フレンチが良く分からないけど入ってみたと言っていたので、少し驚いたんじゃないでしょうか。なかなかやりますな。
本当に申し訳ないくらい真っ暗な写真に。良かったらまた来て写真撮らせてください
3組目は学生さんの3人組。東北が初めてだということで、こちらもやはり仙台の宿がとれずにこちらへ。
3人とも建築を学ぶ学生さんのようで宿の建物にも興味持ってくれていて、朝のチェックアウト前の時間にはルーツなどを逆に質問される展開となりました。
今日はどうするのかと尋ねると、この辺も見つつ松島に向かおうかと思うということだったので、市場の海鮮丼の話をするととても興味深々の様子。
色々と質問タイムを終えた後は、すぐに市場へ向かっていったようです。色んな海鮮を乗っけて堪能してもらえてたら嬉しいです。
写真はマシになったけど、表情が、か、かたい。笑
最後に来てくれたのは、宿の公式LINEから予約をくれた女性2名。
中高の同級生だという2人は、aimerのライブを観に仙台までやってきて松島など周辺を観光しようと予約してくれたようです。
最初は予約サイトで見つけてもらったようなんですが、直接予約の方が何かと都合が良いと理解していてHPからLINEを登録してくれたとのこと。賢い。
彼女らも市場に行くと聞いてはいたんですが、松島へ行ったあとに向かったらしく、かなりギリギリな時間だったみたいです。市場は13時で終わりですからね。
でもマグロ屋さんの女性がご飯処に駆け込んでくれてなんとか食べれたと感謝していました。どちらのお店の方かわかりませんが、ありがとうございます!
また来てくださーい
久しぶりにバタバタした1日でした。といってもバタバタしたのはほんの一時で、ほぼハイカーさんとまったり喋っている時間が多かったです。
これでもコロナ前の時より人数を制限しているので、人数に対応するには感覚をもどしていかないとなと思わされました。
でも皆さん、思い思いに楽しんでいってくれたようなので良かったなと思います。今日はどんな出会いがあるかな?