GWはたくさんの予約を頂き、人が動いているなということをすごく感じます。
ブログ更新が追い付かなかったので、少し遅れてお送りいたします。
みちのく潮風トレイルの中継地点へ
30日の土曜日は、期待していた場面がようやく訪れることになった1日でした。
遡ること2日前、HPから「みちのく潮風トレイルを歩こうと思っていて」と予約が1件。
お、またハイカーさんが来てくれる!と喜んでいたら、更に公式LINEからもハイカーさんの予約が入りました。
一人は最近健康に気を使い運動やウォーキングを始め、少し体力がついてきたと感じ始めた頃にトレイルの存在を知り興味を持ったという男性。
まずはどれくらい歩けるかや、装備の過不足を経験して確かめようと思い、まち歩きが多めなこの辺りのルートをチョイスしたそうです。
初めての長時間ウォークだったので、肉体的にも時間的にもなかなか想定以上だったようで、宿に着いた頃には結構お疲れのように見えました。
もう一人はキャンプ好きから始まり、登山にも良く行くようになり、そこからトレイルにも興味を持ち、住まい周辺のトレイルコースを歩いたりとアウトドアに長けていそうな男性。
登山のアップダウンには慣れているものの、この辺りはまち歩きが多く平坦な道をくねくね曲がったり、信号につかまったりするので、また違った疲れがあり少し苦戦していたようでした。
2人ともこれからみちのく潮風トレイルを歩いていこうとしているハイカーさんで、たまたま時を同じくしてみなと丸で宿をとってもらったということになります。
それぞれの歩き始めた動機やきっかけなどを聞きながら、このルートのあれやこれやっていう話が出たり、話が熱い方向に変わって行ったり、同じものにチャレンジしている人の気持ちが交わる瞬間が見れて嬉しかったなあ。
50代で新たなチャレンジに踏み出した男性がこの出会いをとても楽しんでくれていたようで、「俺が出すよ」と港町の鉄板焼さんでごちそうになってしまいました。ありがとうございます。
二人はそれぞれ別に出発して少し観光を加えて次のルートに向かっていったようですが、渡船の時間が一緒なのですぐまた合流したようですね。
今後も様々なハイカーさんが交わるような、みちのく潮風トレイルのひとつの中継地点となっていったらいいなと思います。
疲れた身体に染みるビールを嚙みしめる二人
「市場へ行ってみる」と少し早めに出発。美味しい魚食べられたでしょうか?
こちらは今度また家族で来たいと言ってくれました。ぜひお待ちしてます!
ハイキュー聖地めぐりの旅
ハイカーさんたちと語り合ったあと宿に戻ってまったりしていると、もう一組のゲストさんがチェックインしてくれました。
来てくれたのは3人の女性たちで、目的を聞いてみると少年ジャンプで連載されていたハイキューが好きで、聖地を巡り初めて東北にやって来たようです。
聖地は仙台にあるので仙台の宿を探したそうですが、やはりどこも満室だったので次の候補を探す中で、仙台からの距離感や、海が見えるというポイントで予約してくれたということでした。
チェックインが遅かったのでほとんど話はできませんでしたが一人だけリビングで宿帳や観光マップを眺めていたので、朝ごはんに市場の海鮮丼をオススメしたら興味を示し行って来てくれたようです。
でも外に出て行こうとしたのは二人だけで、「もう一人は?」と聞くと「まだ寝てるので二人で行ってきます」と。前日の夜「起きれたら行く」と言っていたようで、本当に起きれなかったそうな。起こさないんですね。笑
もうひとつ残念だったのは、ちゃんと説明できていなかったようでマグロを食べなかったということ。塩釜はマグロが有名なんだよと言うと「そうなんですか!?」と驚きの表情。ぜひまたリベンジしに来てください!
まだ寝ている一人を残し市場へGO
次は3人でマグロも食べに来てくださいね
今回はチェックインのタイミング的にハイカーさん同士でしか交流がなかったですが、他の旅人とも交流する機会が増えていくといいなと思います。
まだ動きやすい季節は続くので、今後も新たな出会いを楽しみにしております。