ここ数日、春の陽気を通り越して暑すぎるくらいでしたね。
そんな春の陽気とともに2人の旅人がみなと丸に訪れてくれました。
みちのく潮風トレイル北上の旅をスタート
来てくれたのは、僕からみて一回り下くらいの男性と、一回り上くらいの男性2名。
お昼前ころ宿に電話が入り、「みちのく潮風トレイルを歩いているんですが、今晩泊まることはできますか?」と。
当日の予約だからこりゃスルーハイクだなと、ずいぶん前からワクワクしてしまいました。
2人とも福島県の相馬から青森県の八戸を目指す北上ハイカーさんで、4月から歩き始めたようです。
一緒にスタートしたわけではなく、2日か3日くらいのスタート日の差が縮まり、合流して一緒にみなと丸を予約してくれたとのこと。
なんだか意外な組み合わせの印象な2人したが、それぞれがスルーハイクをしたきっかけも違っていて様々な形があり面白いなと感じました。
写真撮って大丈夫ですか?と聞くと、セルフタイマーで3人で撮ろうと言ってもらったので久しぶりにブログに本人登場します。
写真撮られなれていないため笑顔がひきつっております
全く違うスルーハイクのきっかけ
一方の男性は、アメリカのロングトレイルを歩く人の話をpodcastで聞いて一気に惹き込まれ、仕事を辞めてこの旅をスタートしたんだとか。
働きながら半年くらいは情報収集や準備に費やしたそうですが、これだけの長距離を歩くのは初めてということで思い切ったチャレンジなんだろうなと思います。
スルーハイクなのでテント泊もすでに何泊かしているということで、登山したりはするけどもテント泊も初めてだと言うから驚きでした。
それだけきっかけとなった話が魅力的で、自分もやってみたいと思わせる内容だったんでしょうか。にしてもその姿勢は見習いたいものです。すごい。
もう一方の男性は4月から名取トレイルセンターで働き始めることになったとの話で、またトレイルセンターの方に足を運んでもらう機会ができて嬉しい限りです。
こちらはもともと、どちらかというとキャンパーさんでロングトレイルを歩こうとは考えたことがなかったというお話しでした。
キャンプの知識や技能があったことや、紹介とかタイミングなどでトレイルセンターへ行くことになったそうで、最初の課題としてスルーハイクをしているようです。
ハイカーさんの気持ちを理解するためにまずスルーハイクを実際に歩くことを命ずる(というと言い方悪いですが)とは、トレイルセンター最高ですね。
本人は面食らったのではないかと思いますが、やはりこちらも登山していたりアウトドアには強そうで、もはやしばらく歩いてたんじゃないかという風格すら漂っていました。
北上のため次のルートは塩釜の離島である浦戸諸島の島々に渡り、渡船で宮戸島へと渡っていくようです。
そこからはおそらく、別れてそれぞれのペースで歩いていくことでしょう。でも数日後は雨予報でゼロデイになると思うのですぐ合流するかもですね。
2人は7時ころの船に間に合うよう、少し早めにチェックインしていきました。旅の道中の安全を祈っております。楽しんで!
翌日以降の作戦を立てる2人
北めざし 桜前線と 歩いてく
実はこの間もハイカーさん来ていました
少し前に、みちのく潮風トレイルのハイカーさんが2人ほど訪れてくれていました。
お二人とも宿泊ではなかったんですが4月からスタートした「ハイキングパスポート」の事前モニターさんで、セクションハイクしつつ立ち寄ってくれたようなんです。
ハイキングパスポートとは、みちのく潮風トレイルのルート上で様々な施設をめぐるスタンプラリーのようなもので、みなと丸も参加させてもらっていました。
各市町村それぞれのページがあって、基本的には設置されているスタンプを自分で押すスタイルなのですが、みなと丸では私が押印いたしますので不在時はごめんなさいになってしまいます。
すでにある「御宿印帳」に押印しているものとほぼ一緒なんですが、その人と相談して決めたスタンプスペースによりフレキシブルに形を変えながら押していけたらと考えています。
様々な形でハイカーさんと出会うことが出来てうれしいです。色々刺激になるし学ぶことも多くて楽しいですね。
暖かい季節がやってきたので、これからますます色んなハイカーさんが来てくれるのを楽しみにしてます!