昨日、またまた面白い出会いをしてしまいました。
塩づくりを生業とするご家族の塩旅。とても濃い物語がそこにはありました。
飛び込みで親子4人がやってきた
前日は副業の仕事納めだったので、予約もないし今日はゆっくりしようかな〜と完全に気を抜いていたところ宿の電話がなりました。
「今日、家族4人で泊まりたいんですけど大丈夫ですか?」と。
家族旅行で当日予約とは珍しいなと思いつつ、もしかするとゲストハウスと知らずに予約してるのかなとも思い宿について簡単に説明していきます。
「ちょっと確認してまた電話します」ということだったので、やっぱり違ったかな〜と思ったらしばらくして「やっぱりお願いします」と電話いただき予約が成立しました。
電話の段階で、塩竈の観光情報について色々教えてほしいと強く言っていて、旅好きの家族なのかなくらいに思っていたら実はもっと深い目的があったんです。
来てくれたのは沖縄本島から少し北にある離島の野甫島というところで暮らす4人のご家族。
塩竈の美味しいものを食べたいと、現在行っているキャンペーンのクーポンにも強く興味を持ってくれて即購入して頂きました。
googlemapの検索で評価や口コミの内容が良かったと、息子さんがココが良いと言ってくれたとか。全然レビュー数少ないのに。。ありがとうございます!
準備しておいたマップやパンフレットなどで到着早々に塩竈のエアまち歩きツアー開始です。
「興味深いところがたくさんあってすごく面白い場所ですね」とワクワクを募らせてもらうことができました。たぶん1泊じゃ足りないですよ〜。笑
1000円のプレゼントクーポンと割増の竈ポンゲット♪
たくさんお店紹介したのでどこ行こうか迷い中
塩を求めて塩竈へ
話をいろいろ聞いているとどうやらこの4人、ちょっと有名なご家族のようです。
もともと旦那さんは三重、奥さんは群馬の出身で、塩づくりをしていくため沖縄に移住したんだとか。
ナニコレ珍百景などテレビにも出たことあると話していて、後で調べてみたらホントにガッツリ特集されてるんですよね。
ご家族は野甫で塩夢寿美(えんむすび)という塩を製塩・販売していて、世界の塩を展示する「世界塩の博物館ソルトクルーズ」の運営もされているそうです。
そのため古くから塩づくりで栄えた塩竈の塩を求めてやってきたということで、僕なんかよりも情報を持っていそうだなと感じるくらいでした。
サラリーマンをしていたお父さんは30歳ころに人生を見つめ直し、小さい頃より塩の大事さを聞かされていたことから本物の塩を求めて塩づくりの道を突き進むことにしたそうです。
そして沖縄へ渡り奥さんと二人で、なんと手づくりで塩田を耕したり施設をつくったりしてきたということです。
その最中でせっかく築きあげたものを台風によって破壊され作り直しになってしまうこともあったようですが、何の迷いもなくやり直して時間かけてできあがったと話していました。
息子さんと娘さんも手伝って、一家総出で野甫の塩を盛り上げていっているようで家族愛のようなものをすごく感じました。
何年かは食べることもままならなかったけどブレることなくやってきて、今ではミシュランシェフから高い評価を受けたり、どっちの料理ショーで特選素材に選ばれるなど銘塩として名を馳せているようです。
ちゃんと紹介できているか分かりませんが、テレビでは伝わっていないリアルな部分や苦労してきた話なども聞かせてもらい、とても面白かったです。
家族仲良くだんらん中♪
いやしかし、急でビックリしたんですがとても面白いご家族でした。
何かひとつのことに突き進んでいる人ってカッコいいですね。
こういう年のとり方していきたいなと関心してしまいました。