非日常へtrip

昨日は一人旅女子のゲストさんが来てくれました。

話を聞いていると過去の自分と重なる部分が多く、共感dayでした。

 

関東から宮城観光へ

来てくれたのは関東で会社員をしている女性で、初めての東北へ足を運んでくれたようです。

どうやってココを見つけてくれたのか尋ねてみたら、知人の出身地である多賀城の名前が真っ先に思い浮かび、近くのゲストハウスを探したということでした。

あまり聞かないパターンだったので勉強になりました。知人の方が多賀城出身であったことにも感謝であります。

 

でも何となくただの観光ではなさそうだなと思い聞いてみたら、実は今の仕事の現状に思う所があり少し日常から離れてみたかったということでした。

色々と話をしたり聞いたりできるかなと思い、どこかのゲストハウスに泊まろうと考えたようです。となると一人だけだったのが非常に申し訳ない。。

しかしそれなら、とことん吐き出して行ってもらおうじゃないかと、昨日は雨だったこともあり延々しゃべくりタイムにしていました。

業種や境遇は違えど、僕もそのくらいの歳で色々考えたり悩んだりしてたなと共感するところが多く、もしかすると僕の方がしゃべってしまったかもしれません。ついつい。。

彼女の方も色々と思っていることを話しているようだったので、少しでも肩のチカラを抜いてもらえていたら嬉しいです。

 

 

 

塩竈ぶらりまち歩き

話している中で、普段は内陸の県に住んでいるので海には憧れがあって海鮮が食べたいとのことだったので、またまた市場へご案内してきました。

この間までしばらく市場行けてないなあと思ってたら、立て続けに案内できるチャンスがやってきて嬉しいですね。

今回は久々にバスで行ってきました。8時代からバスが出ていて市場の目の前で降ろしてくれるので、行きはこれが一番いいかも。

 

本塩釜駅前から10分ほど。楽ちんです

 

厳選した具材の中で赤貝をチョイス。シブい！

 

 

帰ろうと思ったら次のバスまでだいぶ時間があったので、歩いて戻っちゃおうということに。市場から駅までは30分かからないくらいです。

結局、歩いてそのまままち歩きに突入して神社へ向かうことにしました。さすがに梅雨入りしたジトッとした暑さが襲ってきますね。

最近全然行けてなかった「Fruits Laboratory」さんでクールダウン。お金ないけど暑さのせいにしてジェラートを補給してしまいました。

 

藻塩ミルク＆紅ほっぺ（イチゴ）と、グレープフルーツ＆マスクメロン

 

いつもどこかへ出掛けたときには、出先から自分宛てに手紙を書いて送っているという彼女。

駄菓子の「やまだ屋」さん前にある、日本に数台しか残ってない角柱の寸胴ポストへ投函していました。

しかしなんて素敵な習慣を持っているんだと関心して、将来の自分の財産になるだろうなと羨ましくもなりました。

今度やってみようかな〜。あ、出掛ける予定ないや〜。

 

想いを込めて投函

 

最後に神社へ参拝に行ってきました。実は昨日一度訪れたものの、時間が遅くて閉まっていたようなんです。

別の参道から境内へ向かったということだったので、表参道の202段を上っていきます。やっぱり疲れますが、登りきった爽快感はプライスレス。

御朱印も集めているようで、しっかりゲットしていました。今度は中に入れて良かったですね。

 

周りの暑さに比べ、表参道は気持ちのいい涼しさで快適です。途中までは。

 

 

そのまま宿へ一緒に戻って、預けていた荷物を持って松島へと向かっていきました。

色々と回れて喜んでくれていたようですが、日常を忘れてリフレッシュしてもらうことができたでしょうか？

今後どういう人生の道を歩いているのか、ぜひまた遊びに来て教えてもらいたいものです。

 

僕にとって宿を営業している日常が、ゲストさんにとっては非日常で、それを共にすることで僕にとっても非日常を感じられます。

つまりゲストさんが毎日いれば、僕は非日常を毎日経験できるということで、いずれ宿をそうい状態に出来たらいいなあなんて思い浮かべております。

いつもリフレッシュした状態でゲストさんを迎えて、より良い非日常を提供できたら嬉しいです。

すぐには難しいかもしれないけれど、気張らずラクにいこう。