おはようございます。昨日、一昨日はお休みを頂いておりましたみなと丸です。
このブログはHPを見てくれた人に宿の様子をイメージしてもらうために、前日のゲストさんたちの様子を投稿させて頂いています。
ですが、今回は宿主である僕ユウスケ個人のことを書かせて下さい。(今までもときどき個人的なこと書いているんですが)
膠原病と間質性肺炎という持病を与えられました
このブログでも書いているんですが、僕はみなと丸のオープン直前に難病を患い長期で入院していたのです。
病名は皮膚筋炎という膠原病の一種で、間質性肺炎というものも合併していて酸素ボンベのお供が必須でした。
皮膚は荒れ放題で、筋肉は10kg削げ落ち、少し動いただけでゼーゼー言い、生活できるんかいなという状態がしばらく続いたのです。
興味ある方はこちらをご覧ください。
通院をくり返していたら驚きの経過が
昨日は定期的な外来の通院日で、退院後久しぶりにCT検査を行い肺の状態を確認しました。
すると、6月頃の肺の様子と比べ炎症反応が落ち着いていて、画像でも見るからにキレイになっているというか影が少なくなっていたのです。
いつも淡々と話す女医の先生もテンション高めに、「あ、かなりイイね!」と驚きを隠せない様子でした。
確かに、自分でもみなと丸への階段を上っていて前に比べて少しラクになってきた感じがするなとは思っていました。
自主的にリハビリもしていますが、だいたい1日1回はこの道のりを往復していたので、それもリハビリになっていたのかもしれません。
ただ、紫外線に弱いのが残るのと、ほっとくと筋力低下するので運動はした方がいいよとのこと。リハビリは続けていきます。
手前の階段をのぼり、更に階段と坂道を上って敷地にたどり着きます
在宅酸素からの離脱の可能性
続けて先生が、「酸素使わなくていいかもね、マジメになくしていくこと考えましょう」と言ってきました。予想以上の状況です。
入院当初は、こうなった肺は元に戻らなから一生在宅酸素とお付き合いしていくことになると脅されていたのですが、その壁ぶち破りました。
病院に行くたび「前はベッドから自力で体も起こせず、2本足で立ってるのも難しかったのに、よくここまで回復したなあ」としみじみ思います。
まだ確定ではないし、こうなると調子にのっちゃう性格なので、引き続き自分を律しながら更なる回復を少しずつ目指していきたいです。
しかし、酸素が取れると少しだけフットワークが軽くなります。
また、同じような病の患者さんに少しは前向きな力を与えられるのではないでしょうか。なったらいいなあ。
んー、このままでも全然やっていけるくらいだったのでもう感謝。僕の肺よ、僕の肺に関わる全てのものよ、感謝。
酸素からの離脱で楽しみが増えるかも
外に出歩くときは、どうしても階段と坂道を往復する必要があるので、基本的に酸素を持ち歩いていました。
平地を歩くときはキャリーに乗せて、階段などは肩掛けにして移動します。これがやっぱり少し煩わしいわけなんです。
そんな重くはないので負担はそこまでではないものの、外に出るには用事を一度にまとめて「よしっ」と決めて行くので、ホイホイとはなかなか。
なので酸素が外れることで、以前ほどとはいかないまでもゲストさんたちと一緒に塩釜を味わう機会も少し増えるかもしれないと期待しています。
口でオススメする以上に塩釜を楽しんでもらえる機会をまたつくれたら嬉しいなと思います。
特にまだ平日はゲストさんが全然いないので、状況に応じて専属ツアーガイドを買って出ます。
ちょっと先走っての報告になりましたが、着実に前へ進むために戒めの意味も込めて嬉しいお知らせでした。
負担が大きいので軽はずみには言えませんが、間質性肺炎をお持ちの方もみなと丸へ遊びに来ることをぜひ検討してみてください。
塩釜港を眺めながらいつもとは違った空気が吸えるかもしれませんよ。